知って・見て・癒やされる!横浜港の学び旅とみなとみらいの景色

お出かけ

港町・横浜を学ぶ旅

~税関と海上保安の「現場」にふれる1日~

横浜港の象徴「クイーンの塔」を仰ぎながら、歴史と現在が交差する街・横浜関内エリアを巡る1日。

今回は、横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」から始まり、さらに海側に歩いて海上保安資料館 横浜館まで足を伸ばす、充実の知的観光コースを体験してきました。

クイーンの塔のふもとで出会った“税関の守り犬”〜横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」訪問記〜

横浜の象徴ともいえる「クイーンの塔」──その優美な姿を持つ横浜税関の建物の一角に、知る人ぞ知る観光スポット、横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」があります。

今回は観光と遊びを兼ねて、そんな横浜の歴史にふれられるこの施設を訪れてきました。

入り口で出迎えてくれたのは…まさかの巨大ワンコ!

資料展示室の入り口に向かって歩いていくと、まず目に飛び込んでくるのが、こちらの写真にもある大きな黄色い犬のキャラクター「カスタムくん」

丸っこいフォルムに癒されるその姿は、まさに「クイーンのひろば」のマスコット。税関のイメージをやわらかく伝える存在として、子どもから大人まで大人気なのだそうです。

首からは「密輸撲滅」のたすきをかけており、見た目のかわいらしさとは裏腹に、しっかりと税関の使命を果たしている様子にちょっと感動。

入り口に立っているので、訪問の記念にぜひ一枚、カスタムくんと一緒に写真を撮るのがおすすめです!

クイーンのひろばってどんなところ?

「クイーンのひろば」は、横浜税関の中にある資料展示室で、税関の歴史や役割、密輸の手口、横浜港との関わりなどが、パネルや実物資料を通して学べるスポットです。

展示の中には、過去に押収された密輸品の実物もあり、思わず「こんなものまで…!」と驚いてしまうような品々がずらり。

まるで探偵気分で見て回れるコーナーもあり、子どもでも楽しみながら学べる工夫が凝らされていました。

また、建物自体が歴史的な価値を持つ美しい洋風建築で、館内に入るとその重厚な雰囲気にも心が躍ります。

横浜港の歴史にふれる、貴重な体験

この展示室は無料で入館可能というのも大きな魅力。

観光ルートにちょっと立ち寄るだけでも、横浜という港町の背景にある深い歴史や国際的な一面にふれることができ、旅の満足度がぐっと上がります。

「クイーンのひろば」という名前の通り、この資料室はまさに「横浜港の女王の足元」に広がる知の広場。

建物の外から見える「クイーンの塔」を背景に、レトロな街並みや港の景色も楽しめるので、カメラ片手の散策にもぴったりです。

巨大なカスタムくんがお出迎え!

展示室に到着するとまず出迎えてくれたのが

またまたこの写真の大きな黄色いワンコカスタムくん」。

税関のキャラクターで、密輸取締りの象徴として活躍(?)しています。

入り口でたすきをかけて立っている姿はとても可愛らしく、訪問者の多くがここで記念撮影をしていました📸

その存在感に、つい足を止めて笑顔になってしまう――そんな素敵な“看板犬”です。


館内では「スタンプラリー」も開催中!

展示室に入ってさらに楽しかったのが、カスタムくんのスタンプラリー

もう一枚のお写真にもある通り、スタートとゴールが描かれたボードにワクワク感が詰まっています。

館内の各所に設置されたスタンプを探しながら、税関に関する展示や横浜港の歴史を楽しく学ぶことができます。

子どもはもちろん、大人も童心に返って夢中になること間違いなし。クイズ感覚で進められるので、思わず時間を忘れてしまいますよ♪


税関の裏側にふれる展示が充実!

「クイーンのひろば」は、税関の仕事や役割、過去の密輸事例、押収品などを通して、普段なかなか知ることのできない“裏側の世界”を体感できる展示室です。

中には本物の押収品(密輸された偽ブランド品など)も展示されていて、そのリアルさには驚きの連続。

精巧な偽物や隠し場所の手口など、「こんなことまで⁉」と思うような情報が盛りだくさんで、思わず見入ってしまいました。


無料とは思えない充実度と歴史的建築の魅力

この資料展示室、なんと入館無料

建物自体も昭和初期に建てられた美しい洋風建築で、重厚な石造りの外観やクラシカルな内装も見応えがあります。

まるで異国に迷い込んだような雰囲気の中で、学びと遊びを両立できるのが魅力です。

展示室を出たあとは、港の景色を眺めながらゆっくり散策するのもおすすめ。

クイーンの塔の姿をバックに、レトロな横浜の街並みを楽しめるのもこのエリアならではの魅力です。

海上保安資料館 横浜館へ足を伸ばして

「クイーンのひろば」を見学したあとは、徒歩圏内にある海上保安資料館 横浜館へ。

特徴的な白いアーチ型の建物が青空に映えていて、遠くからでもすぐにわかります。

ここは海上保安庁の活動や事件の実例を紹介する施設で、なかでも特筆すべきは——

2001年に発生した「九州南西海域工作船事件」で沈没・引き揚げられた北朝鮮の工作船の実物展示です。

展示室では、工作船の構造や積載物、海上保安庁の対応の詳細などが克明に再現されており、手に汗握るような緊迫した場面を追体験できます。

海の安全がどのように守られているかをリアルに知ることができ、社会科見学のような興味深さがありました。

青空と観覧車と、港の時間

学びに満ちた前半戦のあとは、いよいよみなとみらいでの楽しい時間へ!

訪れたのは、横浜を代表する大観覧車「コスモクロック21」

カラフルなゴンドラが並ぶ巨大な輪が、青空にくっきりと映えており、まるで絵本の中のような光景に思わずパシャリ📷✨

ゴンドラからは、横浜の街並みやベイブリッジ、そして先ほど訪れた税関や海上保安庁の建物まで一望できます。

高く上るたびに景色が開けていく感覚は、胸がふわっと躍るような感動でした。

観覧車の足元にはカラフルな建物やメリーゴーラウンドもあり、まさに港のテーマパークのような雰囲気。

一日の締めくくりにぴったりの、爽快で楽しいスポットです。

■ 写真で振り返る、横浜の一日

旅の最後には、運河ごしに観覧車と空を見渡せるベストスポットから一枚📷

きらめく水面、吹き抜ける海風、そしてどこまでも広がる青空──すべてが絵になる風景でした。

この日巡った場所はどれも入館無料

それでいて深い学びがあり、胸が躍る瞬間があり、心がスーッと軽くなる癒やしまである。
まさに横浜だからこそできる体験だったと思います。

まとめ

今回、はじめて訪れた横浜税関資料展示室「クイーンのひろば」や海上保安資料館、みなとみらいの観覧車

それぞれの施設には、年代を問わず楽しめる工夫や展示がたくさんあり、学びと遊びが自然と交わる時間を過ごすことができました。

また、街全体の雰囲気もとてもよく、歩いているだけで心が軽くなるような開放感や、おしゃれで落ち着いた港町の空気が印象的でした。

横浜の魅力をあらためて実感するとともに、
「また来たい」と素直に思える、心に残る旅になりました。

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